五月晴れに恵まれた5月30日、福知山市大江町の元伊勢現地で出口紅大本教主ご臨席のもと記念祭典が執行された。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため信徒は参拝を自粛、関係者・係員のみでの執行となった。本年は明治34年4月26日に出口なお開祖、王仁三郎聖師、すみこ二代教主をはじめ一行42人によって元伊勢お水のご用が行われてから120年の節目に当たる。
午前10時から元伊勢外宮・豊受大神社正式参拝に続き、元伊勢内宮・皇大神社の正式参拝が行われた。引き続き大本主催の記念祭典「元伊勢お水のご用120周年記念参拝奉告祭」を執行。最後に天の岩戸神社礼拝が行われた。
元伊勢お水のご用:明治33年から38年にわたる、沓島(めしま)・冠島(おしま)開き、鞍馬山参り、出雲火のご用、弥仙山岩戸ごもり・岩戸開き、沓島ごもりなど、出口なお開祖による一連の出修(しゅっしゅう)のうちの一つ。『おほもとしんゆ』には〝世界を一つに致す経綸(しぐみ)のご用〟と示されている。信徒はこちら