祭典諸行事では取材のため、参拝・参加者の写真およびビデオ撮影を行い、機関誌や大本のHP、YouTubeの「大本公式チャンネル」などにアップすることがあります。詳しくはこちら

節分大祭(2月2日)

国祖・国常立尊さまのご再現を寿ぐ節分大祭が、2月2日、午後7時30分から、出口紅五代教主さまご臨席、斎主・出口眞人氏のもと綾部市梅松苑の長生殿で執行された。併せて出口すみ子二代教主・出口聖子四代教主の聖誕祭が執行された他、1年間の五穀豊穣を願う豊年祈願祭、また新型コロナウイルス早期終息祈願も行われた。

続いての潔斎神事では、はじめに天地間の邪気をはらい、宇宙一切を浄化する大潔斎神事が行われ、斎主が「大祓の詞」「天の数歌」を奏上する中、2人の舞姫が斎主の七十五声の言霊に合わせ、ぬさと神楽鈴を打ち振り、天地六合をはらい清めた。次いで八雲琴の音色に合わせ、〝潔斎の舞〟を舞い納めた。この後、教主さま先達で神言が奏上される中、世界各国の国土を清める中潔斎神事に移り、斎主、副斎主らによって国名を記した型代が素焼きの壺に納められた。続いて、全国から寄せられた人型・型代を清める小潔斎神事が行われ、神言が繰り返し奏上される中、祭員、瀬織津姫、伶人らにより1枚ずつ祈念され、人型・型代が素焼きの壺に納められた。そして、午後11時15分と3日午前2時の2度、人型・型代が納められた壺は、瀬織津姫によって奉持され綾部大橋の祭場で斎主先達で神言が奏上される中、祭員の手によって和知川の清流に流し清められた。また一部の人型・型代は、浄火によりはらい清められた。その後、大祭を締めくくる豆まき行事が教主さまによって行われ、「鬼は内、福は内」の発声に合わせて、生大豆が長生殿にまかれた。午前3時40分、全ての祭典諸行事を終了した。

祭典の様子は、YouTube大本公式チャンネルにてライブ配信された。
なお今回の節分大祭は、京都府下に新型コロナウイルス感染症拡大で緊急事態宣言が発出したことに伴い、参拝者受け入れを中止の上、執行された。信徒はこちら