祭典諸行事では取材のため、参拝・参加者の写真およびビデオ撮影を行い、機関誌や大本のHP、YouTubeの「大本公式チャンネル」などにアップすることがあります。詳しくはこちら

竹田別院開設90周年記念大祭(10月23日)

 大本竹田別院開設90周年記念大祭が、穏やかな晴天に恵まれた10月23日、出口紅大本教主ご臨席、斎主・四方道広別院長のもと兵庫県朝来市和田山町の同別院で執行された。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として参拝者数を100人に限定し、事前に申し込んだ信徒が各地から集まった。信徒はこちら

 90年前(昭和7年)、出口王仁三郎聖師は竹田城址を「愛善郷」と命名、虎臥(とらふす)山のふもとに竹田別院を開設した。また第二次大本事件解決前の昭和18年には出口直日三代教主一家が亀岡から移住し、約8年にわたり生活を送った所でもある。当時、三代教主は当局の監視の中、世間の冷たい視線を身に受けながらも農事にいそしみ、茶道、能楽、短歌、書道などに精進。「竹田での生活は、今日の大本の、みおしえと芸術が一体になっている姿の型をさせていただいていたと思うのでございます」と言葉を残している。