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出口王仁三郎翁顕彰会主催  記念講演会「明智光秀の丹波経略と亀山城」(7月10日)

 7月10日午後1時30分より、亀岡市天恩郷・みろく会館ホールを会場に、出口王仁三郎翁顕彰会主催記念講演会「明智光秀の丹波経略と亀山城」が静岡大学名誉教授で文学博士の小和田哲男氏を講師に開催された。
 講師ははじめに、「城郭に関わる者として何より感謝したい王仁三郎翁の功績は、丹波亀山城跡全体を入手し当時に近い形で石垣を積み直したことである。おかげで現在もそのたたずまいが残されており、それは特筆されることだ」と述べた。
 次に自身がNHK大河ドラマなどで携わっている時代考証の説明と具体的なエピソードを披露。
 次いで、明智光秀による丹波平定の経緯を順に説明した後、「なぜ光秀が織田信長に反旗を翻し本能寺の変に至ったかについて諸説あるが、理由を一つに限定するのは難しいだろう」と述べた。
 最後に「歴史は時間の経過とともに根拠となる新たな資料が発見される可能性があり、それにより研究は進んでいくもの。それにより、今後新たな歴史が描かれる可能性もある」と締めくくった。