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須田郡司・鎌田東二写真展「東日本大震災10年の記録と巨石文化」とトークイベント(10月2日)

10月1日、亀岡市天恩郷・みろく会館3階ラウンジで、須田郡司・鎌田東二写真展「東日本大震災10年の記録と巨石文化」が開催された。会期は10月1日(土)〜12日(水)まで。入場無料。

この写真展は須田氏と鎌田氏が2011年3月11日の東日本大震災発生から2カ月後に被災地を巡り、その後も定期的に訪れた計13回の記録を展示、気付きや教訓を提示したもの。併せて、被災地をはじめ日本列島や世界の巨石文化を映像も含め紹介している。

また、10月2日午後1時15分から、同会館ホールを会場に、トークイベント「自然災害と世の立替え立直しと芸術のちから」が開催された。講師は写真展の須田氏と鎌田氏の2人に大本本部から山田歌氏が加わった。鎌田氏が法螺貝を吹き始まったトークイベントでは、3人の講師がそれぞれテーマや写真展について思いを述べ、その後意見交換を行った。質疑応答の後、鎌田氏が祈りを込めた自作の曲を弾き語り終了した。

【須田郡司(すだ ぐんじ)】
写真家・巨石ハンター・石の語りべ。1962年群馬県生まれ。
国内や世界50カ国以上を訪ね、聖なる石や巨石を撮影。日本石巡礼(2003〜2006)、世界石巡礼(2009〜2010)を行う。巨石文化の魅力を伝えるため「石の語りべ」講演活動を展開。
著書「VOICE OF STONE〜聖なる石に出会う旅」(新紀元社)、「日本の巨石〜イワクラの世界」(パレード)、「世界石巡礼」(日本経済新聞出版社)、「石の聲を聴け」、など
季刊「庭」(建築資料研究所)、歴史街道(PHP研究所)に連載中。


【鎌田東二(かまた とうじ)】
宗教哲学者、民俗学者。1951年徳島県生まれ。
京都大学名誉教授・上智大学大学院実践宗教学研究科特任教授・天理大学客員教授
石笛・横笛・法螺貝奏者、神仏習合諸宗協働フリーランス神主・神道ソングライターとしても活動。17歳で聖地巡礼に目覚め、依頼50年以上にわたり、国内外の聖地を参拝して回る。
著書「神界のフィールドワーク」「聖なる場所の記憶」「宗教と霊性」など