大本エスペラント歌祭は9月17日午後2時から、万祥殿能舞台で執行された。祭典は置笛(修祓)で始まり、6人の朗詠者(地方信徒3人含む)、2人の伶人、2人の弓太鼓奏者が入場。続いて八雲琴の調べに合わせ、斎主以下祭員が入場した。次いで、斎主が八雲神歌を奏上(降神)。
斎主、祭員、朗詠者による大本歌祭神歌奏上の後、3人の舞姫によって「大和御歌の舞」が舞われた後、朗詠に移った。
朗詠では斉唱歌をはじめ、全国から寄せられた献詠歌のうち、花明山集、木の花抄、四光明に選ばれた25首と特別献詠歌4首がエスペラントで詠われた。寄せられた献詠歌は527首。
最後に出口紅大本五代教主のお歌が朗詠され、続いて舞姫による「須賀の宮の舞」が舞い納められ、斎主による八雲神歌奏上(昇神)をもって歌祭を終了した。八雲神歌以外は大本歌祭神歌をはじめ全てエスペラントで朗詠された。