祭典諸行事では取材のため、参拝・参加者の写真およびビデオ撮影を行い、機関誌や大本のHP、YouTubeの「大本公式チャンネル」などにアップすることがあります。詳しくはこちら

一年に一度のお祓い(節分人型大祓)

本年度の「WEBからの節分人型大祓申込」受付は令和6年2月2日(金)午前11時30分をもちまして終了いたしました。

●節分大祭(祭典・行事案内) / 「大型・マイクロバス・一般車両駐車場」のご案内(綾部・梅松苑)

企業・法人大祓について

 企業・法人さまのお祓いと繁栄、弥栄を祈念いたします。お祓いを希望されます企業・法人さまは電話、FAX、メールなどで下記までご連絡ください。専用の大祓用紙を送付いたします。お手元に大祓用紙が届きましたら、必要事項を記入の上、ご返送ください。

◆玉串料:一社(一法人)1万円以上

◆申し込みいただいた企業・法人さまには、「企業・法人大祓の証」(写真右上)をご下付いたします。※「企業・法人大祓の証」は清潔で粗末にならない場所に安置してください。

◆「企業・法人大祓用紙」の書き方
○「企業法人大祓用紙」に企業・法人名、所在地、代表者名をご記入ください(※ふりがなも記入)。

○従業員、車両などをご記入の上、該当箇所に○印をつけてください。

○特にお祓いしたい対象がある場合は「その他」の欄にご記入ください。

◆お問い合わせ・お申し込み先◆
〒621-0851京都府亀岡市荒塚町内丸1
大本本部亀岡宣教センター 国内愛善宣教課 人型受付係
TEL:0771-56-9065
FAX:0771-22-5926
メール:senden@oomoto.or.jp

企業・法人大祓の証
企業・法人大祓用紙

大本節分大祭とは

 明治25(1892)年2月3日、大地の主宰神・国常立尊(くにとこたちのみこと)が艮(うしとら)の金神の御名により開祖・出口なおに神がかりし、長年のご隠退から再び世にお出ましになったことを祝す大祭。この日、世界の平和と人類の幸せを祈り、大宇宙をはじめ一身一家に至るまで一切を祓い清める大潔斎神事、人型大祓行事が、夜を徹して行われます。
大本では開教間もないころから、節分の大祓神事を厳かに行ってきました。和紙で作られた人型に住所、氏名を記し、これを身代わりとして清める方法を用います。全国各地、遠く海外からも寄せられた人型は、京都府綾部市梅松苑・長生殿で満堂の参拝者が夜を徹して祓い清めの祝詞(神言)を奏上する中、数百人の祭員と瀬織津姫の手によって、一枚一枚祈願を込め、素焼きの壷に納められた後、綾部市内を流れる清流・由良川(和知川)で、神言奏上のうちに流し、災いが祓い清められます。

小潔斎神事
大潔斎神事
和知川行事

人型体験談

 私は、大本で頂いた車体守りと、型代の祓いの証は、いつも車に付けています。さらに、人型の祓いの証を肌身離さず付けています。そのおかげで救っていただいた二つの体験をお話しさせていただきます。
 6年前の夏、車の助手席に妻を乗せ交差点で信号待ちをしていた時のことです。ドーンという音とともに、突然、強烈な衝撃が全身を襲いました。前方不注意の車に後ろから追突されたのです。小さな私たちの車は、前に止まっていたトラックとの間に、挟まれてしまいました。
 車の前部はつぶれてフロントガラスは破損。後部はフレームが大きく曲がって変形し、修理不可能な状況でした。衝撃の大きさから、私も妻も、命に関わるけがだと覚悟しました。しかし、そのような大事故だったにもかかわらず、私は打撲とねんざ程度。妻は打撲の他に、首のむち打ち症で完治まで少し時間がかかりましたが、後遺症はありませんでした。2人とも入院することはなく、通院だけで済ませていただきました。
 この事故の予感があったのでしょうか、実は事故の当日、私は出掛ける前、切り火で車をお祓いしていたのです。「あの時〝何か〟を感じてそうしたのではないか」と、後になって妻と話しました。今でも本当に不思議な体験だったと思っています。
 さて、災難は1度きりとは限りません。実は、2年前にも同じような事故を体験しました。その時も妻と2人でした。前回同様、交差点で信号待ちをしていた時、後方からの追突。その時には前に車はなく、追突の勢いで交差点の中へと押し出されました。しかし幸いにも、他車とぶつかることなく済みました。
 これら二つの事故で私たちは停車しており、全く過失はなかったのですが、それ以来、以前にも増して安全運転を心掛けるようになりました。しかし、こちらがいくら注意していても、相手があることなので、運転する前には神さまへの安全祈願を欠かさないようにしています。
 人型のお祓いを受けていたおかげで神さまのご守護を頂き「大難を小難に」済ませていただいたものと、深く感謝しています。

 それは平成20年の出来事でした。妻が人型大祓のおすすめをさせていただいていた、市内(鳥取県米子市)にお住まいの70代のご夫婦から、次のような体験談を聞かせていただきました。
 諸用のため、ご夫婦で乗用車に乗り外出されたときのことです。交差点に差しかかり前方の信号が赤になり、何台目かの位置で停車しました。ご夫婦の車の前には大型トラックが停車していました。その時、突然後部からガーン! という音とともに、車が突き出され、前方の大型トラックが目前に迫ってきました。
 あっという間に、ご夫婦の車は、大型トラックの後部に押し込まれるように、もぐり込んだのです。まるでまばたきをする間のような、わずかな時間の出来事でした。
 やがてふと気が付くと、乗用車の前の部分はフロントガラスの直前まで大型トラックに押しつぶされ、後部も追突してきた車のために押しつぶされて、2人の座っていた座席部分以外は原型をとどめない姿になっていました。
 奇跡的に2人ともけが一つなく、無事に車から救助されました。
 ご夫婦は今思い出しても、無事だったのが信じられないようです。「大難を小難に、小難を無難にしていただいた」と本当に喜んでおられ、「これからも、人型のお祓いを続けてお願いします」とおっしゃっていました。

 「早朝で申し訳ありませんが、神さまにご祈願をしていただけませんか」
 平成19年のある日の未明、友人から1本の電話がかかってきました。友人というのは節分のお人型を毎年受けていただいている方で、ご祈願の内容を問うと、離島(島根県隠岐島)に嫁いだ娘のお義父さん( I さん)が、昨日漁に出たきり帰って来ないとのこと。無線の応答もなく、安否が不明だということでした。早速、夫と2人でお給仕をして、ご守護を祈願させていただきました。
 それから3日目の午後7時ごろ、その友人から連絡がありました。「お義父さんが無事に救助されました。一番に神さまにお礼をしたいのですが、松江(島根県松江市)に帰ってから伺いますので、先にお祈りをしてくれませんか」とのことでした。
 おかげを頂かれたことに対して、一番に神さまにお礼をしたいと思うその心に、私は胸が熱くなりました。そして感謝の心を込めて、祝詞を奏上させていただきました。
 翌日友人の娘さんから、お礼と救助されるまでの状況を伝える電話がありました。その内容は次のようなことでした。
 遭難して3日目のこと、夕方になり捜索を中断し帰港することになりました。一番仲が良かった漁師さんも、やむを得ず帰航するため旋回していると、白地に赤い丸印、まるで日の丸の旗を小さくしたような紙片が海面に浮いているのが目に留まりました。その方は直感で「じいさんの船の舵に結んであったものだ」と思い網ですくい上げると、「大本節分大祓祈願」と書かれたお札でした。
「じいさん(お義父さん)は生きている!」と全船に連絡を入れ、風向と潮流からお札の流された地点を目指して捜索が再開されました。そして、間もなくして竹島の近くを漂流している釣り舟を発見、大声で呼び掛けると「世話ない。元気だ」と返答があり一同大喜び。お義父さんは巡視船に乗って、舟は僚船にえい航され無事に帰港したということでした。
 このお義父さん(82歳)は、実は半月ほど前にも事故を起こし、その時にも大きなおかげを頂かれていました。
 車を運転して山にタケノコ堀りに行く途中、運転を誤って崖下へ転落してしまったのです。気が付いて辺りを見回すと、押しつぶされた運転席のドアに少しすき間がありそこからはい出し、幸い顔と手足に軽いすり傷だけで済み、九死に一生を得たそうです。
 レッカー車で引き上げられた車には、ハンドルに結びつけていたお守りがなくなっていたそうで、身代わりに谷底へ落ちてくれたと思ったとのことでした。
 この時におかげを頂かれたお義父さんは、漁に出掛けエンジンと無線機が故障し、遭難した時、半月前の事故のことを思い出したそうです。罰当たりかもしれないが、潮の流れが港の方を向いているから流れ着くかもしれないと、お人型の型代の札を「ごめん、ごめん」と言いつつ海に流したそうです。本当に不思議な出来事で、漁師仲間たちも「こんなことは初めてだ」と、口々に感嘆されたそうです。
 当のお義父さんからも、「2度も大本の神さんに命を助けてもらった。感謝の気持ちを十分に伝えてほしい」と言っておられたとのことでした。
 数々のおかげを頂かれた I さんは今、船と車の運転免許を返上し、波止場でのんびりと釣りを楽しまれているそうです。

 20年ほど前に、知人から大本の人型や型代、節分大祭のことを聞く機会がありました。信頼している方の話であり、わが家が新築中ということもあって人型、型代のお祓いをお願いしました。
 無事に工事が済み、新しい家での生活が始まりました。私たち家族は、人型のお祓いの証をそれぞれ自分の身の周りの物に付けて持ち歩き、型代のお祓いの証は神棚へ上げて朝夕お祈りをしていました。
 ある日の夕方、母が神棚にお参りした後、ほんの少し部屋を離れてから戻ってくると、神棚にともしてあったはずのろうそくが見当たりませんでした。慌てて神棚に近寄ると、先ほどまで火がともっていたろうそくと、その下敷きになって一部焼け焦げたお祓いの証がありました。
 ろうそくが倒れて危うく火事になるところだったのです。しかし、ちょうど倒れたところに節分のお祓いの証があり、少し焦げただけで消えたようでした。
 私たち家族は、焼け焦げたお祓いの証を見て感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。と同時に、大切なことに気付くことができました。それは、当たり前だと思って何げなく過ごしてきた時間も、神さまに守っていただいていたから何事もなかったのだ、と気付くことができたのです。
 それ以来、毎年人型大祓をお願いし続けています。おかげさまで家族皆、健康に生活しています。これからも感謝の気持ちを忘れず、素直に明るく過ごすよう心掛けていきたいと思います。

 子供同士が小学校の同級生だったことが縁となって親しくなり、長年人型を受けてもらっている友人のご主人、Aさんの体験です。
 Aさんは自動車を運転中、カーブを曲がりきれず、かなり高い所から田んぼに転落しました。車は大破したそうで、前日にも同じ場所で同様の転落事故があり、その時は運転手が亡くなったそうです。現場に着いた警察官は、その状況から今度もかなり重症だと判断したらしく「ご主人が生死に関わる大けがをされました」と友人に連絡があったそうです。
 友人が急いで病院に駆け付けると、Aさんはかすり傷程度のけがで済んだとのことでした。念のためそのまま検査入院をしたものの、数日間で退院することができたということです。
 友人は「車の状態からすると、全く信じられない。これは大本のお祓いのおかげだ」と、心から感謝していました。そして不思議なことに、車に付けていた型代の「祓いの証」がどれだけ探しても見つからなかったというのです。
 友人は「きっと夫の身代わりになってくれたのだと思います」と、しみじみと話してくれました。
 また私のめいも、3年前、同じような体験をしました。
 めいは自動車を運転中に、横から急に道に飛び出してきた車に衝突されました。車は衝撃でひっくり返り、そのまま数メートル逆さまの状態で滑ったそうです。死亡していても不思議でない状況でした。
 しかし当の本人は何事もなかったかのように自分で車からはい出し、平然としていたそうです。
 どちらも人型のお祓いのおかげで神さまに救っていただいたものと、心から感謝しています。
 人型おすすめ活動を長年続ける中、おすすめする側も受けられる側も、本当におかげを頂いていると感じています。私自身も、神さまの大きなみ恵みを頂いて、家族が皆元気で、日々大過なく過ごさせていただいていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

 昭和から平成に替わったころの冬、亀岡の山里にあるわが家に若い男性が訪ねて来られました。その男性は大本の節分大祭で行われている人型でのお祓いをおすすめに回っておられ、わが家を訪問してくださいました。
 私たち家族は、子供が幼いころに妙見山に初詣に行ったり、近所の産土さまに車のお祓いをしてもらったりする程度で、節分のお祓いを受けたことはありませんでした。
 大本といえば、私の妹が亀岡保育園で保育士として勤めていたり、義弟が綾部で暮らしていたりとなじみがありましたので、一緒に暮らしていた私の両親、夫、息子と娘と私の人型、そして家などのお祓いをお願いすることにしました。
 それから毎年、その男性は家を訪ねて来てくださるようになりました。そのうち、私たちも〝今年はいつ来られるだろう〟と訪ねて来られる日を心待ちにするようになりました。
 しかし、十年ほどが過ぎたある年、節分が過ぎても訪ねて来られません。
 こちらから問い合わせようとまでは思いませんでしたので、そのまま過ごしていました。その翌年もいらっしゃいませんでした。
 そうして人型のお祓いを受けずに2年ほどが過ぎました。その間、長男は結婚して嫁を迎え、息子夫婦は離れで暮らし始めました。しかし、幸せな暮らしは一変し、結婚から2カ月後、息子は24歳という若さで帰らぬ人となりました。
 それまで健康で何の病の兆候もなかった息子が、結婚直後から体調不良を訴えるようになりました。「どうしたんだろうね」と言っていた矢先、夜に救急車で病院に運ばれ、そのまま息を引き取りました。原因不明の急死で、私たち家族はなぜこんなことになってしまったのかと訳も分からず、それぞれがつらい日々を過ごしました。母は体調を崩して寝込んでしまい、嫁も実家に戻っていきました。
 そのころ、夫はすでに他界していましたので、一家は私が支えなくてはなりませんでした。仕事や家事をなんとかこなしながらも、「どうしてこんなことになってしまったんだろう」と思い悩む日が続きました。そうしていろいろ考えているうちに、〝大本さんの人型を受けていないからでは〟と思うようになりました。
 翌年の節分が近くなってから、人型を受けることができないかと大本本部へ電話で問い合わせました。すると、郵送してくださるということで、早速お願いしました。それ以来、毎年人型を郵送してもらい、家族と土地、家屋などのお祓いをしていただいています。
 息子が亡くなって以来、気落ちして体を動かせなくなっていた母は、人型のお祓いと母自身の努力が実り、畑仕事ができるまでに回復しました。
 さらにうれしいことに、私たちを心配しながら嫁いでいった娘が、家を継ぐと夫婦で戻ってきてくれました。娘の夫は長男でしたが、嫁ぎ先のご両親も理解してくださり、こんなに心強いことはありません。離れで暮らし始めて3年後には孫も生まれ、4世代で仲むつまじく暮らしています。
 最近は、2月3日の夜には、〝今ごろ綾部でお祓いしてくださっているのだなぁ〟とありがたく思いながら過ごしています。また節分が明けると、人型をお世話してくださる方が、祭典でお祓いされたことをはがきで知らせてくださることも、とてもありがたく思っています。
 大本でお祓いを受けているおかげで安心して健康に暮らしています。日々感謝しております。

リーフレット

大本節分人型大祓リーフレット
大本いろは「鬼は内!! 福は内!」
大本いろは「人型でのお祓い」

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