人類愛善会
Universala Homama Asocio
人類愛善会とは?
「人類愛善会」は、大本の教祖・出口王仁三郎によって大正14(1925)年に創立されました。すべての正しい宗教の根源は同じ創造主(神仏)にあるとする「万教同根」、あらゆる宗教に共通する教えの本質は、人類、動植物をはじめ宇宙一切に対する愛と善の実践にあるとする「人類愛善」の精神に基づき、諸宗教間の協力推進、世界連邦運動、国際共通語エスペラントの普及活動、生命倫理問題、伝統文化の継承・普及などに、国内外で取り組んでいます。
創立主旨
本会は人類愛善の大義を発揚し、全人類の親睦融和を来し、永遠に幸福と歓喜に充てる光明世界を実現するため、最善の力をつくさんことを期するものである。
そもそも人類は本来兄弟同胞であり、一心同体である。この本義に立ちかえらんとすることは、万人霊性深奥の要求であり、また人類最高の理想である。しかるに近年世態急転して世道日に暗く、人心日に荒びてその帰趨真に憂うべく、恐るべきものがある。かくの如くにして進まんには、世界の前途は思いしらるるのである。
されば吾等はこの際躍進して、あるいは人種、あるいは国家、あるいは宗教等あらゆる障壁を超越して人類愛善の大義にめざめ、この厄難より脱し、更に進んで地上永遠の光明世界を建設しなければならぬ。
これ実に本会がここに設立せられたる所以である。
大正14(1925)年6月9日
要綱
- 世界は一つであり、人類は本来同胞である
- 戦争と暴力を否定する
- われよし、つよいものがちの社会悪をなくする
- 人間を尊重し、働くよろこびに生きる
- 自然を愛し、健康といのちを守る
- 民族固有の文化を重んじ、国際理解と交流につとめる
- 人類愛善・万教同根の主旨にもとづき、世界平和の理想実現を期する
Unu Dio, Unu Mondo, Unu Interlingvo
エスペラントで「一つの神、一つの世界、一つの言葉」の意
この「一つの神・一つの世界・一つの言葉」を恒久的世界平和を築く理念として、それぞれ、宗教協力・世界連邦運動・エスペラント運動を、三位一体の平和運動として推進しています。