本年は第1次大本弾圧事件で責付出所中の出口王仁三郎聖師が〝アジアに世界平和の基礎を築く〟という目的のもとに大正13年に蒙古に渡って100年の節目を迎えた。これを記念して物故者慰霊祭が、6月21日午前10時から京都府綾部市梅松苑のみろく殿で執行された。
祭典は伶人に続き斎主・上田浩史祭務部次長、祭員が中央のご神前に入殿。祓式行事に続き、斎主が「聖師入蒙百年記念物故者慰霊祭大神奏上祝詞」を奏上。斎主先達で天津祝詞を奏上した後、斎主・祭員が祖霊社前に移動し、祖霊社慰霊祭が執行された。祖霊奉告、献饌の後、斎主「聖師入蒙百年記念物故者慰霊祭祝詞」。玉串捧呈では斎主に続いて代表者が玉串をささげた。次いで斎主先達で神言・讃美歌を斉唱。引き続き斎主・祭員が万霊社前に移動し、万霊社礼拝が行われ、斎主先達で天津祝詞を上げて祭典を終了。小林龍雄本部長・人類愛善会会長があいさつを述べた。