6月25日午後1時から、綾部市梅松苑・白梅殿を会場に、いのちの研究会主催「いのちの研究会」シリーズセミナー「アフター・コロナ時代のいのちとケアの文明にむけて 〜命主の系譜とその投げかける問いをめぐって〜」がオンライン参加も併用し開催された。
はじめに、総合司会の加藤眞三氏(医師・慶應義塾大学名誉教授)が開会のあいさつを行い、続いて、小林龍雄本部長・人類愛善会会長が出口紅大本教主のメッセージを代読、次いであいさつを述べた。その後、京都大学名誉教授・日本臨床宗教師会会長の鎌田東二氏が石笛・横笛・法螺貝を、また、町田千里氏が舞を奉納。
第1部は鎌田氏が「いのちヌシの系譜〜大国主神話における神の殺害と復活と国譲り」と題して基調講演を行い、続いて東京大学名誉教授の島薗進氏が「スサノオ・大国主と折口信夫」、山田歌大本本部総務が「スサノオ・大国主とおほもと」と題してそれぞれ講演を行った。
第2部では、基調講演を受ける形で総合討論が行われ、町田宗鳳氏(僧侶・広島大学大学院名誉教授)、加藤眞三氏、上田紀行氏(東京工業大学副学長・教授)が順に発言した後、全コメンテーターによる総合討論、その後、会場やオンライン参加者との質疑応答が行われ、最後に島薗氏があいさつを述べ、閉会となった。信徒はこちら