国祖・国常立尊さまのご再現を寿ぐ節分大祭が、2月3日午後7時30分から、出口紅五代教主臨席、斎主・出口眞人氏のもと綾部市梅松苑の長生殿で新型コロナウイルス感染症対策を徹底の上、執行された。併せて二代教主・四代教主聖誕祭並びに豊年祈願祭が執行された。本年は明治25年の節分(旧正月)に大本が開教して131年に当たる。
祭典は、斎主が「開教131年節分大祭ならびに二代教主・四代教主聖誕祭祝詞」「豊年祈願祭祝詞」を、副斎主が「世界平安安全祈願並びに新型コロナウイルス早期終息祈願祝詞」をそれぞれ奏上。続いて玉串捧奠では、教主、斎主はじめ各代表者が敬けんに玉串をささげた。
続いて教主先達で感謝祈願詞奏上、讃美歌斉唱。引き続き、老松殿祭典を執行し祭典を終了した。
引き続き、潔斎神事に移り、はじめに天地間の邪気をはらい、宇宙一切を浄化する大潔斎神事が行われ、斎主が「大祓の詞」「天の数歌」を奏上する中、2人の舞姫が斎主の七十五声の言霊に合わせ、ぬさと神楽鈴を打ち振り、天地六合をはらい清めた。続いて八雲琴の音色に合わせ〝潔斎の舞〟を舞い納めた。
この後、教主先達で神言が奏上される中、世界各国の国土を清める中潔斎神事に移り、副斎主らによって各国名を記した型代が素焼きの壺に納められた。
続いて、全国から寄せられた人型・型代を清める小潔斎神事が始められ、神言が繰り返し奏上される中、祭員、瀬織津姫、伶人らにより1枚ずつ祈念された人型・型代が素焼きの壺に納められた。
人型・型代が納められた壺は午後11時と4日午前2時30分の2回、瀬織津姫によって奉持され、綾部大橋の斎場で斎主先達で神言が奏上される中、祭員の手によって和知川の清流に流し清められた。また一部の人型・型代は、浄火によりはらい清められた。
夜を徹して行われた潔斎神事は、4日午前4時終了した。
その後、大祭を締めくくる豆まき行事が教主と斎主らにより行われ、「鬼は内、福は内」の発声に合わせて、生大豆が長生殿にまかれた。信徒はこちら