国祖・国常立尊さまのご再現を寿ぐ節分大祭が、2月2日午後7時30分から、出口紅五代教主臨席、斎主・出口眞人氏のもと綾部市梅松苑の長生殿で執行された。併せて二代教主・四代教主聖誕祭ならびに豊年祈願祭を執行。本年は明治25(1892)年の節分、旧正月に大本が開教して133年に当たる。
祭典は、斎主が「開教133年節分大祭ならびに二代教主・四代教主聖誕祭祝詞」「豊年祈願祭祝詞」を、副斎主が「世界平安安全祈願祝詞」をそれぞれ奏上。続いて玉串捧奠では、教主、斎主はじめ各代表者が敬けんに玉串をささげた。
続いて教主先達で感謝祈願詞奏上、讃美歌斉唱。引き続き、老松殿祭典を執行し祭典を終了した。
引き続き潔斎神事に移り、天地間の邪気を祓い、宇宙一切を浄化する大潔斎神事が行われ、斎主が「大祓の詞」「天の数歌」を奏上、2人の舞姫が斎主の七十五声の言霊に合わせ、ぬさと神楽鈴を打ち振り、天地六合を祓い清めた。続いて八雲琴の音色に合わせ〝潔斎の舞〟を舞い納めた。
この後、教主先達で神言が奏上される中、世界各国の国土を清める中潔斎神事に移り、副斎主らによって各国・地域名を記した型代が素焼きの壺に納められた。
続いて、全国から寄せられた人型・型代を清める小潔斎神事が始められ、神言が繰り返し奏上される中、祭員、瀬織津姫、伶人らにより1枚ずつ祈念された人型・型代が壺に納められた。
人型・型代が納められた壺は午後11時と3日午前2時30分の2回、瀬織津姫によって奉持され、綾部大橋の祭場で神言が奏上される中、和知川の清流に流し清められた。また一部の人型・型代は、浄火により清められた。
夜を徹して行われた潔斎神事は、3日午前4時15分に終了。 その後、大祭を締めくくる豆まき行事が教主と斎主らにより行われ、「鬼は内、福は内」の発声に合わせて、生大豆が長生殿にまかれ、「基本宣伝歌」の斉唱をもって全ての祭典行事を終了した。
開教133年 節分大祭(2月2日)
