祭典諸行事では取材のため、参拝・参加者の写真およびビデオ撮影を行い、機関誌や大本のHP、YouTubeの「大本公式チャンネル」などにアップすることがあります。詳しくはこちら

城跡芸術展2025(10月11日)

みろく会館前に掲示された大看板

 亀岡市天恩郷(丹波亀山城址)を会場に、「城跡芸術展2025」が開催されている。(会期:10月11日〜26日/入場無料)
 この催しは、かめおか霧の芸術祭実行委員会と亀岡市が主催するもので、今年は亀岡にゆかりの深い26組のアーティストが参加している。絵画、陶芸、彫刻、音楽など、多様な作品が神苑内の各所に展示され、荘厳な神殿棟「万祥殿」や、能舞台のある「春陽閣」、そして「花明山植物園」や「東光苑広場」といった神苑の空間と芸術作品とが融合し、ここでしか味わえない独自の美を生み出している。苑内を巡る参観者たちは、聖地の景観と作品とが織りなす「芸術の秋」を満喫していた。
 会期中にはさまざまな関連企画が催されるが、10月19日(日)には大本にゆかりの深いイベントが開かれる。同日午後3時から4時に、東光苑広場で「霧の輪踊り」と題し、大本音頭会による「みろく踊り」と「愛善踊り」のワークショップが開催される。また、同日午前10時から午後4時までは、親子で環境や循環について学べるイベント「ボンボンマルシェ」も開かれ、亀岡の秋の味覚を楽しめる「食のマーケット」も出店予定。
 芸術作品の鑑賞に加え、大本の伝統文化を体感できるこの機会に、ぜひご家族、ご友人と天恩郷へ足を運んでいただきたい。

城跡芸術展2025 特設HP
10/19 ボンボンマルシェ 〜城跡芸術展2025〜

オープニングトーク。かめおか霧の芸術祭総合プロデューサーの松井利夫氏と、
城跡芸術展ディレクター・副産物産展の矢津吉隆氏 山田毅氏が登壇
銀切子の茶道具や建水、床飾りなど(作・藤川耕生)〈みろく会館立礼席で〉
『風を盛る「宙風」』(作・大矢一成)〈春陽閣能舞台の間〉
『Reason to Leave』(作・ZENG HUIRU)〈花明山植物園〉
植物園のフジバカマにはアサギマダラが集まる