祭典諸行事では取材のため、参拝・参加者の写真およびビデオ撮影を行い、機関誌や大本のHP、YouTubeの「大本公式チャンネル」などにアップすることがあります。詳しくはこちら

神饌田抜穂式(9月9日)

 9月9日午前9時30分から、京都府亀岡市曽我部町穴太の大本神饌田で、出口紅大本教主ご臨席のもと抜穂(ぬきほ)式が行われた。
 祭典では斎主により「抜穂式祝詞」が奏上され(写真上)、教主による抜穂の儀の後、玉串捧奠。教主先達で天津祝詞を奏上、讃美歌を斉唱した。
 祭典後には駒形康義農事組合法人大本代表理事があいさつ。今年度から亀岡保育園の園児が神饌田で田植えをはじめとする農作業体験を行うようになったと紹介した。アレルギーの増加や気力低下、落ち着きの欠如が目立つ子どもの現状について、その要因を食のあり方に求め、同園では本取り組みを採用したと説明。子どもたちが天地の恵みを実感し、その恩を知ることの大切さを強調した。
 その後、参拝者が田に入り抜穂を行った。なお、収穫された稲穂は新穀として11月の大本開祖大祭(新穀感謝祭)などに供えられる。